この外国人の一言が聞き取れますか?

 

とにかくまずは、この外国人の一言を聞いて、
相手が何を聞いてるのかを考えてください。(ビデオは30秒間です)

Youtubeアプリで見たい場合はこちら(見たら下へ進む↓)

 

→外国人が言った一言の正解はこちら

 

どうでしたか?

簡単過ぎました?

「いやいや、ビデオの青年と同じで分かんなかったですよ(泣)」状態でしたでしょうか?

 

大丈夫です。自信なくさないでください。

 

これから説明する事を聞けば、
どこに意識を向ければ、ちゃんと聞き取れて、
ちゃんと返答できるのか分かって、
この程度の会話、オチャノコサイサイになりますから!

なので、しっかり、説明を読んでくださいね。

 

 

さて、この動画(昔やってた特命リサーチ200Xって番組のワンシーンです。懐かしいですね。)では、外国人が日本に来て、ある事を青年に聞いています。

 

I want to go to Shinjuku.

Should I get on the bus here?

 

と外国人の方は言ってます。

どういう意味だか分かりますか?

最初の

I want to go to Shinjuku.

は、分かりやすいと思います。

「新宿に行きたい」ですね。

会話調に訳すなら、

「新宿に行きたいんですが」ですね。

 

で、

Should I get on the bus here?

これ。こっちがよく聞き取れなかったかもしれません。

そして、こうして、文字にしたら
意味が分かるでしょうか?

 

分解して説明すると、まず

Should I

get on

the bus

here?

って、感じです。

Should I っていうのは、
無料ビデオ講座の一番最初の13の質問フレーズビデオでも出てきましたが、

「私は〇〇した方がいいですか?(すべきですか?)」っていう聞き方です。

 

get on っていうのは、「(乗り物に)乗る」っていう意味があります。

the bus (バス)

here (ここ)

なので、

 

Should I get on (私は乗るべきですか?)

the bus here (ここでバスに)

 

つまり、

 

I want to go to Shinjuku.

Should I get on the bus here?

新宿に行きたいんですが、
ここでバスに乗るべきですか?(ここでバスに乗れば、新宿に行けますか?)

って、聞いてたんですね。

 

で、じゃあ、実際に答える時は、どういうふうに答えるか、
ちょっと考えてみてください。

どんなふうにここから会話しますか?

 

「えぇ、ここで乗れますよ」とか

「じゃあ、ちょっと(バスのルートマップを)チェックしてみますね。」とか

「一緒に(ルートマップを)チェックしましょう」とか

あなただったら、あの外人さんとこの後、
どういう会話を展開するかなと妄想してみてください。

考えたら、下にスクロールしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

例えば、私だったら、

Ok, I can check (for you).

(じゃあ、私があなたのためにチェックしてあげますね)

と言って、バス停の時刻表やルートマップを見て、
新宿に行けるかチェックしてあげるでしょう。

 

I can check. = 私はチェックできますよ。

これ、別に

I will check. 「(ルートを)チェックしますね」でも、
Let's check.「一緒に(バスがあるか)チェックしましょう」 でも、なんでもいいですよ。

 

でも、大事なのは、

こうやって、文になってる事。

 

英語が話せない人はここで、

仮にチェックという言葉が浮かんでも、

Ah... Check! Check!

みたいに、単語になる事(汗)。

 

なんで単語になるか、相手の言ってる事が分からないか、

それは、

 

I can,   I will,   Can I,   Will I,   Should I,   I should,   you should

みたいな出だしの部分(つまり13の質問フレーズ部分)が
全然使いこなせてないからなんですね。

実際、外人さんが言った出だしの部分が
あなたも聞き取りづらかったかもしれません。
(should I が シュダィ みたいに聞こえて、なんだ!?ってなったかもしれません。)

 

この出だしの部分の使い方が理解できてると、
単語にならずに、ちゃんとセンテンス(英文、セリフ)として
言えるので通じますし、相手の言ってる事も理解できるわけなので、

実際に外人さんと出くわしても、
「お、私、英語話せた!」っていう実感が湧くようになります。

 

で、外国人の方と、バスルートをチェックして、
ここで新宿行きのバスに乗れると分かったら、

「じゃあ、ここで15番のバスに乗ればいいですよ」とか
「15番に乗ってください」とか
「15番のバスなら新宿に行けますよ」とか

英語で言ってみてください。

どう言いますか?(ちょっと自分で考えてみてください。出だしをよく考えてみてくださいね。出だしが肝心ですよ!出だし!)

 

 

 

 

ここでも、きっと、英文が浮かばない場合は、

Ah... bus, bus...shinjuku...here...

みたいに、bus, shinjuku みたいな事を先に口に出しちゃうと思うんですね。

 

違うんですよ。13フレーズで考えましょうとか、以前送ったメールで
IとかYouから考えましょうねって言ってますよね。

これだったら、「あなたは15番のバスに乗れば新宿へ行けますよ」と
「あなた=You」から言い出せばいいんです。

 

You should get on the bus No.15 (here).

あなたは(ここで)15番のバスに乗るべきだ。

You can get on No.15 (here). & you can go to Shinjuku.

あなたはここで15番に乗れる、そしたらあなたは新宿に行ける。

You can go to shinjuku with the bus No.15.

あなたは新宿に行ける、15番のバスと共に。

こういう感じで、言えばいいわけです。

そもそも、Should I get on the bus here?

と聞かれているので、そのまま、
You should get on the bus here.

と返すだけでも伝わりますし、
そこから新宿に行くにはイマイチのルートなら、
You should not get on the bus here.

とnot を入れて、

You should get on the bus there.
向こうで乗るべきですよ。(向こうで乗れば行けますよ)

と指を指して教えてあげても良いわけです。

 

このShould の使い方を解説したビデオがあるので、
これも良かったらぜひ見てください。

ビデオは4分間ですから、ちゃちゃっと見れます。

Youtubeアプリで見る場合はこちら

 

大事な事なんですけど、

I will check, 
I can check, 
You should get on, 

みたいに、

このwill can should みたいな部分をちゃんと思い通りに入れ替えて使える人は、
英語がちゃんと話せます。

 

なぜなら、ここの部分を理解できてる人は、

「バスに乗れますか?」「乗っていいですか?」「乗りましょうか」「乗ってくれませんか?」「乗りませんか?」「乗った方がいいですか?」「乗った方がいいですよね?」「乗りましょうよ」

みたいな、あらゆるニュアンス(語尾感覚)が出せるからです。

これが出来ない人は、「Check?」「Get on?」「bus here?」みたいに、単語しか出ず、何を結局伝えたいのかよく分からないという状態になってしまいます。

 

しかし、ちゃんとこの辺の事の理解が出来るようになると、
頭の中に基礎話法のパターンが出来上がりますから、

今まで全く話せなかった、単語しか口から出ない状態だったのが、
唐突に一気に話せるようになりますし、

今回のような外国人の質問も理解できるようになります。

 

今回のビデオの外国人のように、ネイティブの人達、
外国人の方々も実際にこの13フレーズベースの基礎話法で話してます。

あなたも13フレーズや、I, you などから話し始めるという部分を
もう一度意識して、英会話の練習をやり直してみてくださいね。

 

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